大腸内視鏡検査
検査概要
検査日時 | 月・水・金の午後2:00~午後4:00 |
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予約方法 | 来院もしくはお電話でご予約ください。 TEL:072-824-0112 |
食事のご注意 | 検査食や下剤など前処置のお薬をお渡しした上でご説明いたします。検査日の1週間ほど前に受診して下さい。 |
検査時間 | 15分くらい (ポリープ切除を行った場合:30分くらい) |
費用 | ・大腸内視鏡検査(観察のみ)… 約8.000円 ・大腸ポリープ切除術 … 約25.000円~30.000円 ・病理検査(細胞検査)… 約2.600円(1臓器につき) ・使い捨てシーツ1~3枚 … 2.000円~3.000円(実費) ・その他 … 診察料、処方箋料(お薬が出た場合) |
大腸内視鏡検査とは
大腸内視鏡検査は肛門から内視鏡(カメラ)を挿入して直接腸の内腔を観察出来るためレントゲンに比べて見落としや誤診が少なく、また病変があった場合には粘膜を少し採取(生検)して細胞検査を行えます。
また大腸ポリープがあった場合にはその治療も同時に行えると言う利点があります。さらにレントゲンによる被爆もなく、バリウムによる便秘を気にする必要もありません。
この大腸ポリープとは、大腸の内側の粘膜から発生するいぼ状の腫瘤で、大きさは 1mm大のものから3cmを超える大きなものもあります。形はきのこのように茎を持っているものから、茎のないものや平盤状のものなど、色々な形のものがあります。大きなものや表面がきれいでないものは早期のがんや前癌病変である確率が高く、そのようなものは見つけ次第切除しておく必要があります。
大腸検査は、下剤により腸の中をきれいにする必要があります。検査時間は、通常15分程度で終わりますが、腸の長さや形によって個人差があります。
また、ポリープ切除には更に時間がかかることがあります。検査には、苦痛を少なくするため薬剤を使用します。
薬にアレルギーのある方は必ず申し出てください。
検査の様子
大腸内視鏡検査で見つかる病気
大腸癌、大腸ポリープ、大腸憩室、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性大腸炎、アフタ性大腸炎、感染性大腸炎、薬剤性大腸炎、過敏性腸症候群、虚血性大腸炎など
検査の流れ
検査予約
- 予約方法
来院もしくはお電話でご予約下さい。
TEL:072-824-0112 - 予約時の注意
- お電話で予約された場合は前処置薬や検査食の処方、検査および手術内容のご説明をさせていただく必要があります。検査予約日の1週間前までにご来院下さい。
- 大腸ポリープ切除術をご希望の場合は、術後3~4日間の運動、食事制限が必要となりますのでこの点をご考慮の上、検査をご予約下さい。
検査3日前~前日
- 食事と水分
普段から便秘傾向にある方は検査日の3日前から海藻類、きのこ類、繊維の多い野菜、種のある果実、ゴマ、ピーナッツ、こんにゃくなどは摂らないようにお願いします。
検査前日のお食事は前処置薬と共にお渡しした検査食を召し上がっていただきます。
水、お茶、スポーツドリンクなどは飲んでいただけます。
- お薬
定期的に服用されていますお薬は普段通りに服用して下さい。検査の前処置薬として処方致しました緩下剤は検査前日まで服用して下さい。
当日の検査前
- 食事と水分
お食事は摂れません。お水やスポーツドリンクは飲んでいただいても結構です。 - お薬
朝6時に前処置薬(白い錠剤3個)を服用していただきます。必要な場合は普段から定期的に服用されているお薬を同時に服用して下さい。
朝8時から1800㏄の水に溶かした前処置薬(下剤)を1時間ほどの間に飲んでいただきます。
(ただし院内で前処置を受けられる場合はお薬を持参していただきます)
検査
来院されてからは以下のような流れで検査、手術を受けていただきます。
- 問診
排便状態を確認致します。服用中のお薬を確認致します。手術予定の場合は手術同意書を提出していただきます。 - 服装
検査着にお着替えしていただきます。 - 検査前に鎮静剤、鎮痙剤の注射を行います。
- 検査および手術の実施
検査後
- 検査結果を説明いたします
- お着替えしていただきます
- 食事、服薬と運動制限について説明いたします